【目次】
ドリフターズ あらすじ
西暦1600年、関が原の戦いの最中に謎の存在”紫”の手により島津の退き口からオークやエルフなどがいる異世界に召還された”島津豊久”は、同じく流れついた織田信長や那須与一と出会います。この場所で”漂流者(ドリフターズ)”と呼ばれることになった豊久らは武士としての本能と成り行きで、人間が支配するオルテ帝国に虐げられているエルフの村を解放して味方につけ、その勢いのまま国奪りを始めることに。
その頃、北の地ではEASYの送り込む召還者達の”廃棄物(エンズ)”が黒王を頂点とし、人ならざる者の軍勢をもって人類を絶望させるべく進軍していました。安部晴明率いる魔導結社の”十月機関(オクト)”は漂流者を集めて黒王軍に対抗するべく、豊久たちにも協力をお願いするのですが信長は「漂流者による国奪りこそが唯一の方法」だといい、兵権の掌握と自軍の設立に向けて動き出すことに。
黒王の命を受けたエンズジャンヌと、ジルドレの襲撃を退けた豊久たちは続いてドワーフ族も解放し、自軍に組み入れます。
生死の狭間で開いた異世界の扉。豊久たちは一体どうなってしまうのでしょうか。
ドリフターズ 買取査定価格・中古販売価格
ドリフターズ(既刊5巻)買取査定価格・・・230円~280円
ドリフターズ(既刊5巻)中古販売価格・・・643円(Amazon)
作者 平野耕太そのほかのコミック
HELLSING
舞台は20世紀のイギリス。英国では謎に満ちた吸血鬼事件が頻発。インテグラが率いる王立国教騎士団の通称”ヘルシング機関”は壮大な力を持つ吸血鬼でありながらも吸血鬼を狩るアーカードと、新たに吸血鬼となった婦警セラスを使役して対処にあたっていました。ですが、暗躍する謎の組織によりヘルシング本部が強襲されてしまうなど多大な被害を受けてしまいます。
進め!!聖学電脳研究部
聖学園高校に転校してきたゲーマーである高校1年生の西新井護がひょんなことからゲーム大好き変人集団の”電脳研究部”に入部することになりました。ここで巻き起こる奇妙な事件に巻き込まれるのですが・・・ネタとして扱われるゲームは実際に市販されているゲームで中にはクソゲー扱いされるものも!昔プレイしたことがあるゲームも登場するかもしれません。ゲーム好きな方、必見のコミックになります。
ドリフターズ 感想
・魔界転生モノ、だけど読み応えあります!
熱いバトルというかもはや暴力とかそういう感じです。ですので、好きな人はきっと好きだと思います!あと血とかも結構よく出てきます。1巻の時点で色々飛んでるし!歴史と異世界が合わさったような感じです。歴史が好きな人、異世界ものが好きという方は是非!
・作者の独特な世界観が見られますよ!
ヘルシングでハマった人も多いと思いますが、今作も平野耕太先生独特の絵や世界観がしっかりと詰まっています。ヘルシングでもよくあった独特のセリフ回しとかもドリフターズで健在です。シリアスなシーンばかりかと思いきや、ギャグシーンなんかもしっかりと入っているので飽きずに読むことが出来ます。
・魅力的なキャラクターもいっぱい!!
基本的に歴史上に出てくる人物が登場するのですが、強烈なキャラクターもたくさん登場します。聖女であるはずのジャンヌダルクがまさかの廃棄物となって黒王軍に居るとは!あと、男性というか少年のように見えます。これまでのイメージを覆してくる描きかたなどもみどころの1つだと思います。あと、ラスプーチンとか明智光秀も登場しますよ!!義経も出てくるし!用語はちょっと難しいけど、読んでいれば段々分かってくるのでそこまで考えなくても大丈夫でした!
ドリフターズ まとめ
ドリフターズって言えば、あのドリフターズかと思ったらまったくそういうものではなかった!!
熱いバトルとか、血湧き肉踊る戦闘とか、熱いバトルをぎゅっと凝縮させたような漫画です。登場人物は歴史に出てくる人ばかりなので、結構馴染みがあると思います。平野耕太先生独特のタッチで描かれているのでこれまでのイメージが崩れる感じはしたけど、これはこれでアリです!あの独特な世界観が好きな人はハマると思います。というか、ヘルシングが好きな人はきっとこのドリフターズも好きじゃないかな?と思いました。
まとめると、ドリフターズは平野耕太が好きな人はもちろん歴史が好きな人にもオススメのバトル漫画!戦闘シーンは非常に力強く描かれているのでリアリティもあります。歴史好きな人だったら「この人とあの人がもし同じ時代の同じ場所に居たらどうなるんだろう?」という妄想も叶ったコミックになっています!既刊5巻で現在も連載中!オトナ買いするなら今ですよ!月刊ですので、次が出るまでちょっと時間が掛かってしまうところが難点ですが是非この機会に!