約束のネバーランド あらすじ
【GFハウス脱獄編☆1話~37話まで】
孤児院のグレイス=フィールドハウス。ここは様々な孤児が集まる場所です。そして孤児のシスターは”ママ”と呼ばれ、慕われているイザベラは”きょうだいたち”にも血縁関係はないものの毎日幸せに暮らしていました。この孤児院では赤ちゃんの頃に預けられた子供を特殊なテストや勉強により育てて6歳~12歳までのあいだに里親の元へ送り続けている孤児院でした。
晴れて里親が見付かったコニーが人形を孤児院へ置き忘れてしまい、そこで主人公であるエマと知略に優れているノーマンはコニーの人形を送り届けることになりました。ですが、この2人は近づくことを禁止されていた”門”でコニーが食肉として出荷される瞬間を目撃してしまったのです。
それから2人は”鬼”の存在を知り博識なレイやギルダ、ドンを仲間にし孤児院からの脱獄計画を企てます。
この孤児院は”人間飼育場”だったのです・・・!
約束のネバーランド 買取査定価格・中古価格
約束のネバーランド買取査定価格(1巻):10円~140円
約束のネバーランド中古販売価格(1巻):140円~
原作者 白井カイウ別の作品
約束のネバーランド原作者の白井カイウさんは、大学を卒業をした後一般企業へ就職したのですが退職をし、プロ漫画家を目指すように!そして2015年少年ジャンプ+に読みきり作品の”アシュリー=ゲートの行方”の原作を担当しプロデビューとなりました。
そして、 約束のネバーランドの作画担当である出水ぽすかさんとタッグを組み2016年2月少年ジャンプ+に”ポピィの願い”を発表。その後、アマチュア時代に書き溜めたものを連載用に作り上げて” 約束のネバーランド”を週間少年ジャンプで連載。
”ポピィの願い”・・・SFショートコミックになります。読みきりなのですが良い意味で「えっ!?なんでこれ続き無いの!?コレで終わり!?」という感じです。主人公とロボットが仲良くなって物語を広げていく漫画になるのですが、2人のお話で完結をしてしまっているので(読みきりなのでそんなもん??)、もう少しアレコレとお話を広げていけばもっと読み応えがあって良いんじゃないかと思いました。私の感想ですが、本誌で掲載しても良かったんじゃないのかな?というくらいの完成度の高さだと思いました。絵も上手!!読みきりだとちょっと物足りない、もっと読みたいというそういうお話でした。
主人公のタカシは科学者。引きこもりのタカシと会話をする為に開発されたAIのポピィは「人間になりたい」なんていう。そしてタカシも「友達が作りたい」と言う。数ヶ月後、ポピィはトースターから人型ロボットになる。ポピィは早速タカシと出かけようと誘ってもタカシは断固阻止!タカシはポピィに「所詮は機械」と発言してしまいますが・・・。
”アシュリー=ゲートの行方”・・・サスペンスコミックになります。
心臓移植をして生き延びたハル。ハルは不可解な夢を見ます。主治医はハルに「それはドナーの記憶だ」と言うのですが、ハルは主治医が何か知っているのでは?と思うように。そしてハルはアシュリー=ゲートという男の子と一緒にいたメアリー=コルテスを見かけ驚きます。ハルが見ていたのはドナーの最後の記憶、だったのです。そしてこの2人は収監施設へ送られることになっていたのですが、途中でマスクを被った男が2人を誘拐。ハルが記憶の中でこれを思い出し、アシュリー=ゲートが一体どこへ消えたのか探し出します。
実は、ハルの正体は架空の人物の記憶を移植しただけだったのです。そしてハルの本当の正体がアシュリー=ゲートだったのです。更正の余地無しとも言われていたアシュリー=ゲートですがこの記憶移植によって良心が取り戻されるように。どんでん返しがあり、一気に読めるサスペンス!!これがデビュー作!?というくらい、よく練りこまれたストーリー。作画はRickey。とても見やすい絵で無駄もなく、キレイです!!
約束のネバーランド 感想
・ジャンプっぽくないお話が魅力的!
少年ジャンプではちょっと珍しいダークテイストな物語になっているのですが、そこがまた斬新で面白いと思いました。中々ぶっ飛んだ設定でだけど、「どこかにありそう・・・?」とか思えてくるのが不思議です!
もちろん、そんな事は無いけれど!フィクションだけれど!ドキドキハラハラするコミックが好きな人とか、ちょっと最近ダークが足りてないなぁと感じる人にもオススメ出来ます!
・毎回いい意味での期待を裏切ります!
良い意味で「えぇ?!」という感じです。悪い意味ではなく、良い意味で期待を裏切ってくれるので毎週毎週続きを読むのが楽しみですし、コミックは一気読みが出来るので本誌を買っていない人は是非こちらで一気に続きを読んでください。読む人をここまで魅了させてくれるコミックを久しぶりに読みましたね!!
・絵がきれい!
週間少年ジャンプ連載で、絵もどちらかというと子供向け・・・と思っている人!
ちょっと読んでみてください。その内容と絵のギャップにも驚かされます。絵はほんわか~☆した感じのテイストなのですが、内容は全然ほんわかしていません。そのギャップも評価が高い理由になっているんじゃないかなって思いました。お話をしっかりと引き立たせてくれるイラストです。因みに、作画担当の出水ポスカさんはピクシブでも有名な絵描きさんです。
約束のネバーランド まとめ
白井カイウ×出水ポスカのタッグ2作目となる” 約束のネバーランド”。
孤児院のお話になるのですが、暗いお話~?と思いきや期待以上のダークテイストなコミックになっています。そこはただの孤児院ではなく、人間飼育場だったわけです。そして主人公は仲間と一緒に脱獄を計画するのですが・・・。
絵がキレイで無駄もなく、しっかりと書き込まれているので少ない情報でもちゃんと感情移入することが出来ます。だから、無駄が無いんです!
さくさく読むことが出来る上に、続きが非常に気になるコミックなので既刊揃えてから一気読みがオススメです!
デスノートや、進撃の巨人系のコミックが好きな人はきっとハマると思います!そっち寄りの物語なので!!現在3巻までが販売されています。
是非この機会に揃えて読んでみてはいかがでしょうか。